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脚本・監督:スコット・クロフォード Scott Crawford

音楽ジャーナリスト、ミュージシャン、グラフィック・デザイナーとしても活動しているスコット監督。 D.C.郊外に生まれ、10代の頃からD.C.パンクシーンに親しんでいた彼は、12歳でハードコア・ファンジン「メトロジン」発行人となり、80年代D.C.ハードコア・パンクがどのようなものであったのかを取材し続けた。1985年、メトロジンはWGNSと共同で、グレイ・マター、ユナイテッド・ミューテイション、マージナル・マン、ビーフィーター、シリアル・キラー、そして16歳のデイヴ・グロールが在籍していたミッション・インポッシブルらD.C.エリアのバンドの未発表曲を集めた「Alive & Kicking」という7インチ・コンピレーション・アルバムをリリース。彼については、初期D.C.パンクを記した名書「Dance of Days」や「Banned in DC」も引用している。2001年、あらたな雑誌「HARP」を創刊し、7年以上編集長として活躍。2009年には「Blurt」という音楽情報サイトも立ち上げている。現在は次のプロジェクトとして、ロック誌「CREEM」のドキュメンタリー製作の準備中。

撮影・編集:ジム・サー Jim Saah

本作の撮影監督、およびスコット監督とともに製作総指揮を担当。D.C.生まれ。25年以上に渡りプロの写真家として「ワシントンポスト」から「ローリングストーン」まで幅広いジャンルで活躍。また、カメラマンとしても数々の音楽ドキュメンタリーや政治映画などに携わった。最近彼が関った映画はウィルコ、デス・キャブ・フォー・ビューティー、エディ・ヴェダーなど、音楽関連作品が続いている。

ジム・サー写真1 ジム・サー写真2